

みんなが覚えているプログラミング言語ってなんだろう???
稼げるプログラミング言語はどれだろう???
どうせ学習するなら、需要のあるプログラミング言語を身につけたいですよね。

こんなお悩みを解決するために…
日経XTECHより、プログラミング言語人気ランキングが発表されていますので、その順位とそれぞれの特色をご紹介します。
需要の高いプログラミング言語、いま覚えるといいプログラミング言語が見つかります。
2020年プログラミング言語人気ランキングベスト10

1位は、C/C++は、処理速度が求められる制御系のシステムで長年活躍している言語ですので、これはすごく需要が高くて人気があります。
ここにきて、徐々に人気が高くなってきているのが、2位のPythonです。
これもC/C++ほどではありませんが、90年代に誕生してから様々なバージョンアップを経て、近年人気が高くなってきています。
他の言語と比べると、Pythonを使う機会は目立たないように感じますが、これからのシステム開発には欠かせないものとなってきます。
3位のJavaScriptは、いまはネットでは必須となる言語の1つです。
jQueryやNode.jsといった大変使いやすいものもそろってきています。あわせて、8位にはHTML/CSSも入ってきていますので、WEBサイト開発をするうえでは欠かせない言語です。
これからますますWEB開発は増えてきますので、人気が高くなっています。
COBOLやPL/I、アセンブリ言語までがまだ健在なのは驚きです。
やはり初期のプログラミング言語のため、かなり制限があったり、昨今のプログラミング言語と比べると使いにくい点が挙げられます。逆をいえばシンプル設計で動かせて数多くの実績があるということです。
いまだに官庁とか役所・大手の業者では古いシステムを利用しているところもあり、それなりの需要があります。
人気のあるプログラミング言語について

1位:C/C++
開発効率がよくて、高速処理ができることや、メモリの制御を行うことができます。
汎用性がありオブジェクト指向での開発ができることで非常に高い人気となっています。
メモリ制御ができますが、使い方を誤るとメモリ不足の原因となってシステムが停止してしまう場合もありますので、初心者には少しハードルが高いのかもしれません。
2位:Python
昨今のAIや大容量データ分析をするのに活用されています。
ライブラリーが豊富に用意されているため、シンプルで書きやすくなっています。そのため可読性がよく、メンテナンスのしやすさも人気のある理由となっています。
こういう処理がしたいと思ったときに、一から全て作成することもなく、備わっているライブラリーをうまく組み合わせて利用していけば、簡単にプログラミングすることができます。
そのため、ここ数年で非常に高い人気の言語となっています。
3位:JavaScript
多くのWEBサイトで利用されている言語です。
CSSと組み合わせることで、動きのあるサイトを作成することが可能です。
jQueryやNode.jsを利用することで、複雑な処理も比較的に作成できます。
ブラウザ上でデバッグができるので、開発する敷居も比較的低いです。
4位:SQL
データベースを操作して、データを取得したり、登録・変更することができる言語です。
OracleやMySQL、XMLファイルといった本格的なデータベースだけでなく、GoogleスプレッドシートでもSQLを使うことができます。
WEBサイトを開発するうえで、データの管理が必要となってきますので、必要なスキルとなってきます。
5位:C#
C++とJavaをもとにMicrosoft社が作成した言語で、総合開発環境が使いやすいです。
ただし、有償ライセンスが必要なため、他の言語と比べるとコスト高となります。
Windows系の開発には非常に適しています。特にGUIの部分ではWEBアプリより勝っています。
Unityに対応しているため、ゲーム開発にも利用することができます。
またXamarinのプラットフォームを使うことでiPhoneやAndroidのアプリを開発できます。
6位:Java
多くのサイトで利用されている言語です。
ライブラリーも豊富にあり、オブジェクト指向での開発ができます。
習得するには少々難しいところもありますが、プログラミング要素の基本が詰まっているため、一度習得すれば他の言語もわりとすんなりと受け入れやすくなります。
また、スマホアプリの開発にも用いられています。
7位:VBA
MicroSoft Officeのアプリケーションで活用できるので、ExcelやWordなどでの作業を自動化するときによく使われます。
自動的にマクロを生成してくれる便利な機能もありますので、初心者でも入りやすいです。
Visual Basicの簡易版ですので、一部機能制限はありますが、奥が深い部分もあります。
8位:HTML/CSS
WEBサイトを作成するときに、必ず必要となるのがHTMLとCSSです。
JavaScriptや、JavaやPHPのような言語とうまく組み合わせることで、動的なページを作成することができます。
9位:PHP
多くのサイトで利用されている言語です。WordPressでも利用されています。
ライブラリーも豊富にあり、Javaに比べると開発のしやすさがあります。
HTMLと組み合わせて動的なページを簡単に作成することができます。
10位:VB.NET
MicroSoft社が開発した言語で、総合開発環境が使いやすいです。
ただし、有償ライセンスが必要なため、他の言語と比べるとコスト高となります。
Windows系の開発には非常に適しています。特にGUIの部分ではWEBアプリより勝っています。
Visual Basicと同じようにシンプルでわかりやすい言語です。
C#と同じ.NET環境下で動作する言語ですが、VB.NETのほうがプログラミングをするうえで補助をしてくれる面では勝っていますので、操作しやすい点がよいです。
まとめ
3位の【JavaScript】・8位の【HTML/CSS】は、ブログやWEBサイトには欠かせないスキルです。
あわせてjQueryはすごく便利なので、JavaScriptと合わせて習得するのが一番です。
ここは最低限学習しておきたいプログラム言語です。
あと、ここにきて大変人気なのが、2位の【Python】です。
ライブラリーも豊富に用意されていますので、シンプルで作成しやすいメリットもあり、今後は大変需要の高い言語です。
昔、このPythonに触れる機会があったのですが、どうせ簡易スクリプト言語だし、そんなに使うこともないでしょうと避けていたのですが、まさかここまで使いやすくて人気が高くなる言語とは思いませんでした。あのときやっておけばよかったなと後悔してます。
WEB開発を目指す方は、6位の【Java】や9位の【PHP】をおすすめします。
Javaは少しハードルが高いので、特により理解しやすいPHPのほうがよいです。
また、これらを使っていくうえでどうしても避けられないのが、データベース操作を行うことができるSQLです。ここは組み合わせで覚えていかないと開発するうえでは厳しいです。
個人的には、Javaを習得してオブジェクト指向・クラスの概念をしっかり理解さえすれば、今後どのような言語を学習するにしても、すんなりと受け入れやすいです。
あと、順位はまだ低いのですが、スマホアプリを開発するために必要な【Swift】も、これからは人気が出てきます。
以下の記事では、プログラミング学習をするのにおすすめの方法をこちらで紹介しています。
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